経歴:
カナダのケベック州にあるモントランブランで寿司シェフとして「レストランYAMADA」で勤務。30歳からカナダに滞在し、現在35歳。
藤田 亮さんの活躍についてお話を伺いました。
転職、異業種の転職はやはり不安もつきもので、なかなか飛び込むには勇気がいります。
どの職業でも同じですが、特に飲食業への転職の場合、体力や精神力ともに、始めの数ヶ月が慣れない人にとってはつらい時期でもあるようです。反対に、この数ヶ月を乗り切れば飲食の仕事に慣れることができ、続く人も多いのです。
今回紹介する藤田さんはワーキングホリデー制度でカナダに入国、カナダで異業種への転職に挑戦した1人です。カナダで1年間歯を食いしばって、憧れのカナダでの移住に成功しました。
━━━カナダに滞在することになった経緯は?
ワーホリがカナダとオーストラリアしかなかったのでカナダを選びました。
日本では味わえない大自然がたくさんあり、喋る英語が綺麗だというイメージもあったので。
━━━すしシェフを目指した経緯は?
学校に入る前は異業種であり、料理自体したことがありませんでした。
ですので、料理や食の基本的な技術はすべて東京すしアカデミーで学びました。
━━━現在のお仕事を得るまでに苦労したことを教えてください。
異業種からの転職だったのでなかなか仕事の流れについていけず、馬鹿にされたり、怒鳴られたり‥‥
数え切れないぐらいトイレ等で涙を流しました。
━━━現地来店客のすしや日本食、日本文化に対する感想・思いを聞かせてください。
寿司はヘルシーというイメージがものすごく強いです。
━━━現地で人気のすしメニューや日本食メニューを教えてください。
定番ですがカリフォルニアロールやスパイシーツナロールが人気です。
━━━現地でお勧めのすし店(店名、住所、電話)とその理由を教えてください。
━━━やり甲斐や楽しさを感じるときはどういうときですか?
やはり、おいしいと言われたときです。
━━━これからやりたいこと、夢は?
まずは自分自身のレベルアップ。
寿司だけではなく他料理にも少し精通し、(周りがイタリアンやフレンチ料理出身者が多いので)形式ばった寿司ばかりではなく変った寿司やロールを考えていきたいと思っています。
━━━現地で発見した変わり種の寿司があれば教えてください。
ロールのてんぷらです。
━━━インタビューへのご協力、ありがとうございました!