• スイスで子育てをしながらケータリングの寿司シェフとして働く石井裕子さん

    石井 裕子さん

    職種:
    その他の職種
    勤務地:
    スイス
    経歴: 2009年に東京すしアカデミーにて旧ディプロマコースを修了。その後スイスに移住し、子育てをしながら寿司ケータリングを営んでいる。

    石井 裕子さんの活躍についてお話を伺いました。

    ━━━今何をされていますか?
    2009年に東京すしアカデミーでディプロマコースを修了し、その後スイスで子育てをしながらケータリングの仕事をしています。
    ━━━ スイスでお寿司屋さんをしているのですか?
    今は店舗では働いていません。ケータリングの会社にお寿司の注文が入った時に寿司シェフとしてお寿司を作りに行っています。
    その他にも、知り合いに頼まれて自宅でお寿司を作ったりしています。
    ━━━お寿司の技術を身につけた理由は?
    スイスへ行くことが決まり、スイスでケータリングの仕事をするには、お寿司の需要が一番あるのではないかと考え、お寿司を勉強しようと思いました。
    ━━━お寿司の技術は役に立っていますか?
    とても重宝しています。


    特に私が住んでいるところはあまり大きな街ではないので日本人の寿司職人が全くいない場所です。

    それでも人口3万人くらいの街にも寿司店は3~4店舗あり、その店舗のオーナーは中国人または、お寿司好きなスイス人が経営しています。その中で、日本人がお寿司を握っているというのは貴重らしく、重宝してもらっています。
    ━━━お寿司のお仕事の1日の流れは?
    【お寿司のお弁当の注文の場合(1度に約20人前~50人前)】


    1.前日のお昼までに注文数を確定し、材料の計算と買い出し
    2.買い出しの後は仕込みを行います。(卵焼きを焼いたり、材料の下処理など)
    3.当日は、朝の3時4時に起きてご飯を炊くところから午前11時頃にはお寿司を作り終える。
    4.12時までには配達する。


    このような1日を送っています。
    ━━━ 海外で暮らすうえで大事な事は?
    1番は現地の人とのコミュニケーションだと思います。私もまだまだフランス語ができないのですが、 それでも引き込まらずにいろいろな人とコミュニケーションをとり、学校で学んだ技術に自信を持って自分がお寿司を作れるということを積極的に伝えてアピールします。



    そして、作ってほしいと言われた時は、断らずに積極的に作って行けば、どんどん自分の活動範囲が広がると思います。
    ━━━ 石井さんから女性の皆さんにメッセージをお願いします。
    自分の技術に自信を持って、積極的に明るく楽しく前向きにやりたいことに邁進してください。
    ━━━インタビューへのご協力、ありがとうございました!
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