• スペインで寿司屋の女将!家族へお寿司を食べさせる目的で学んだ技術で世界をもてなす

    土屋 素美さん

    職種:
    和食料理長
    勤務地:
    スペイン
    経歴: 日本料理BENKEI(Gran Canaria Spain)の女将、そして板前。スペイン滞在歴は20年を超える。

    土屋 素美さんの活躍についてお話を伺いました。

    今回の卒業生の声はスペイン領グラン・カナリア諸島、グランカナリア島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアから。 2009年の夏、東京すしアカデミーにて1ヶ月の旧Diplomaコースを受講した、土屋素美さんにインタビューしました!
    ━━━スペインに滞在することになった経緯を教えてください
    配偶者がスペイン人のため、移住することになりました。
    ━━━女将さんを目指したのには、どのような経緯があったのですか?
    東京すし寿司アカデミーに通ったのは、ただ単に主人と子供たちに家庭でお寿司を食べさせる目的で、当時はお店を持つ予定はありませんでした。

    しかし少しずつ欲が出て、自分のレストランを開きたいと思うようになりました。
    ━━━土屋さんは東京すしアカデミーで何を一番学べたと思いますか?
    寿司の握り方、魚の扱い方、さばき方です。
    ━━━現在の職を得るまでに苦労したことは何かありましたか?
    苦労は無かったです。

    売りに出されていたお店を引継ぎしただけで、とんとん拍子でした。
    ━━━BENKEIではどのようなメニューが人気がありますか?
    一番人気は大トロ、トロです。
    北ヨーロッパで捕れた魚体200キロ以上の天然本まぐろの上物を仕入れています。


    好みはお客様 によって様々です。
    巻物オンリーのお客様、寿司のお客様、刺身のお客様、またはコンビネーションで頼む方も。


    板前お任せ(180ユーロ)やコンボと言う寿司刺身巻物ミックスの メニューも好評です。
    生ものを食べない方は、餃子、天ぷら、サーモン照り焼きなどを注文されています。
    ━━━現地の方に日本食がうける理由は何でしょうか。
    日本食を食べたきっかけは日本に行ったことがある、日本企業に勤めていて興味を持った、ヘルシーだから等様々です。

    若い人たちは漫画の影響で日本文化が好きになった方が多い様に思います。
    ━━━お客様はどのような方々が多いのですか?
    以前はお得なランチメニューをお出ししており、若い方もいらっしゃいましたが、今は年齢的に30を越えた アッパーミドルのお客様が圧倒的です。
    常連様の職業は政治家、各国大使、医者、公務員、実業家、会社役員などです。
    ━━━現地でお勧めのすし店を教えて下さい。
    もちろん私のお店、「BENKEI」です!

    「BENKEI」公式Facebookサイト
    (facebook内の写真で着物を着ている女性が土屋さんです)



    パノラマ写真で見ることもできます。
    ━━━土屋さんがやり甲斐や楽しさを感じるのはどういうときですか?
    それはもちろんお客様がご満足されたとき。

    満員御礼の後のワインは最高ですね。
    ━━━これからやりたいこと、夢は?
    日本の日本料理店やスペインでミシュラン3つ星を獲得しているスペイン料理レストランで働いていた経歴のある板前が今度やってきます。
    新しく、遊び心があるメニューを作って貰いたいです。


    「BENKEI」は寿司刺身だけではなく、メニューの料理も洗練されてるよと言われるようになりたいですね。
    ━━━インタビューへのご協力、ありがとうございました!
    なお、写真は『BENKEI』でご提供されているメニューです。
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