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チャンスしか無い!NZの日本食レストランでヘッドシェフを務める若き侍からの招待

東京すしアカデミーの卒業生の三木郁弥さんは、26歳で店長に抜擢された東京の『誠寿司』で経験を積み、現在はニュージーランドの日本食レストラン『Mad Samurai』でヘッドシェフとして活躍中。

Mad Samuraiでは現在『寿司職人見習い』を積極採用中とのことで、『Mad Samurai』がどんなお店なのか?ニュージーランドって暮らしやすいの?三木さんは今どんな仕事をしているの?という疑問をぶつけてみた。

やり手経営者4人によるフュージョン系のジャパニーズレストラン

やり手経営者4人によるフュージョン系のジャパニーズレストラン
はじめまして。三木です。僕の働いているMad Samuraiはフュージョン系のジャパニーズレストランです。ニュージーランドの北部にある主要都市オークランドのメインストリートから一本入った新しいレーンウェイの中にあります。

オーナーはKiwi(ニュージーランド人)2人と、日本人2人で構成されたユニークな会社です。クライストチャーチにはNZ和牛のファームを持っていて、穀物肥育された美味しい和牛を使った商品を提供しています。

Kiwiのオーナーの1人はNZ最大のメディア会社で部長だった経歴の人物で、主にマーケティングを担当しています。もう1人のオーナーは2011年ラグビーW杯優勝のNZ代表メンバーのキャプテンを務めたアンディ・エリス。彼はVIPのお客さんを引っ張ってきたり、広告塔として広報を担当しています。

日本人オーナーの1人は関西の肉業界では知らない人がいないほどの傑物で、焼肉レストランを数店舗経営しています。最後の1人は、元大学教授ながらNZで和牛ファームのビジネスや日本で学習塾などその他いくつもの会社を経営する人材育成のプロです。

レストランのオープンは今年の2月なので、まだまだ始まったばかりのビジネスですが、既に2店舗目、3店舗目の出店計画があり、バーガーショップ、ラーメン、フィッシュマーケット、農園などをはじめ、和牛を軸に様々な分野でビジネスを展開していきます。

経営者としての道も開ける

経営者としての道も開ける
僕は現在ヘッドシェフとして料理面でのお店の切り盛りと人材育成、次のビジネス展開にむけた商品開発などを行なっております。もちろんレストランでも働いており主に寿司刺身セクションからデシャップでの仕事、冷菜類、盛り付け、その他仕込み等を担当しております。

Mad Samuraiで働けば、最初は僕のように寿司シェフであっても、和牛のブロックをさばいたり、餃子、ラーメン、テリヤキチキンなどジャパレスで取り扱う一般的なキッチン業務もやることになるので技術の幅も広がります。

ですがそれよりも得られる大きなことが、先述した4人のオーナー達との繋がりです。

以前の僕もそうでしたが、すしアカデミーに通う生徒さんたちの中には将来の保険や夢の実現にむけた巨大で強力なスポンサー、コネクションというものを求めている人も多いと思います。

Mad Samuraiではただシェフとして海外で働くだけでなく、その先には経営者としての道も開ける可能性があるのです。

海とワインと陽気で気さくな国民性が魅力的なニュージーランド

海とワインと陽気で気さくな国民性が魅力的なニュージーランド
NZではダンプリング、ポキボウル、ラーメンなどが人気で、ジャパレスも比較的流行っています。ケバブ、インディアンレストランも多くあります。

安価な店以外はインスタ映えするような見た目の綺麗なフュージョン寄りのテイストが人気で、超高級店以外はそれに属したものがほとんどです。

街のお店も閉まるのが早く、NZの人たちは寝るのが早い、新しいものへのチャレンジが弱い、人の多いところや人気の場所に集まる傾向が強いので多くの新規参入レストランやビジネスが苦戦していそうです。

逆に一度認知されてしまえばその持ち前の陽気さフレンドリーさで一気に人が人を呼び繁盛店になります。

オークランドは小さな街ですし、シティ内でも田舎感がありますが、車で少し行けばビーチでサーフィンしたり夜はバーで飲んでクラブに行ったり、朝からフィッシングを楽しむことができます。離島でのワイナリー見学も楽しいです。

人との繋がりで楽しみを覚えるタイプの人であれば濃厚な時間が過ごせると思います。治安もいいしみんな親切でフレンドリーです。みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
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